美容鍼は痛い?怖い?施術にリスクはある?

2022/08/29

リフトアップや小顔効果、シミ、しわ、ほうれい線、たるみ解消などさまざまな美肌効果が期待できる「美容鍼」は、近年人気を集めている美容法です。
美容鍼に興味はあっても、鍼が顔に刺さっているのを見ると「痛みは感じるのか」「怖い」と不安を感じる方は多いのではないでしょうか?

今回は、美容鍼にリスクはあるのか解説していきたいと思います。
これから美容鍼を体験しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

痛みは感じる?美容鍼のリスク

「美容鍼=鍼を刺すから痛い」「顔に鍼を刺すのは怖い」というイメージを持っている方もいるのではないでしょうか?

美容鍼は、鍼で皮下細胞に刺激を与えます。
これにより、人間の身体が持つ本来の自然治癒力を活性化させ、壊れた組織を修復しようと働きます。
血行促進やリフトアップ、小顔効果、シワへのアプローチなどさまざまな肌トラブルを解消する美容法として性別・年代を問わず人気を集めています。

施術で使用する鍼は髪の毛の細さなので、個人差はありますが蚊に刺される程度の刺激で「痛み」を感じることはまずありません。

また、美容鍼は国家資格を保有した鍼灸師が美容を目的に行うため、痛くない心地よい施術を受けることができます。
リスクが少なく、薬を使用しないため副作用などの心配もなく、安全性が高いことが特徴です。
初めての方も安心して施術を受けられるので、効果を実感するためにもリラックスした状態で受けてみてください。

美容鍼の施術を安心して受けるためのポイント

美容鍼は基本的にリスクや副作用が少なく、ダウンタイムもほとんどない、自然で身体に優しい美容法と言えます。

個人差やその日の体調によっても異なりますが、施術を受けたあとに肌荒れ、だるさ、眠気、微量な内出血、腹痛、発汗、発熱といった「好転反応(瞑眩反応)」と呼ばれる状態が一時的に起こる事があります。
好転反応の症状の種類や程度は人によってさまざまで2~3日ほどと長く続くものではありませんが、美容鍼の施術を受ける際は万全な状態で受けることが大切です。

リスクを避けるためにも、以下のような状態の場合は美容鍼の施術は避けましょう。

・発熱時、体力が低下している場合
・日焼けや火傷をした直後
・顔や頭部に外傷、炎症がある場合
・前日にお酒を大量に飲んでいる場合

寝不足の場合は施術を受ける際、痛みを感じやすくなってしまいます。
アルコール耐性が低い方は、前日の飲酒は控えた方がいいでしょう。

また、施術後にお酒を大量に飲んでしまうと筋組織を破壊してしまうので、せっかく受けた美容鍼の効果が出にくくなってしまうため注意が必要です。
リスクを最小限にするためにも、サロンごとの施術内容や注意事項等を確認しておくことも大切です。

美容鍼のリスクを避けて安心・安全な施術を受けることが大切

美容鍼は化粧品やエステティックとは異なり、顔のツボや筋肉に鍼を打つことで身体の内側からアプローチします。
全身のツボに鍼で刺激を与えることで、血行促進や免疫力アップ、肌荒れの改善、筋肉のこりを緩めることで肌トラブルを改善します。同時に自律神経のバランスを整えることができ、ストレス、冷え、肩こり、腰痛、眼精疲労、不眠、便通などの自律神経症状の改善も期待できます。

リスクを避けるためにも、美容鍼の施術内容や効果、注意点を知っておくだけでなく、自分にぴったりの美容鍼サロンを見つけることも大切です。

美容鍼の施術は、国家資格である鍼灸師しか行うことができません。
美容鍼を受ける場合は、ホームページに鍼灸師の国家資格の情報がしっかりと記載されているか確認しましょう。
さらに使用する鍼や注意事項などの説明に目を通しておくことで、より安心して施術を受けることができます。

美容鍼は安全性が高く、比較的リスクは少ないものの、より安心・安全な施術を受けるためにも、事前に準備をすることも忘れないでください。
ぜひ自分に合った美容鍼サロンを見つけて、リスクや不安を解消して施術を受けましょう!

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、美容鍼にリスクはあるのか解説しました。
美容鍼は痛みを感じることはほとんどなく、「鍼が怖い」という方も、細い鍼を使用する美容鍼サロンでは安心して施術を受けることができます。

美容鍼は筋肉やツボに鍼で刺激を与え、血流の流れを良くし、自律神経が整うことでリラックス効果をもたらします。
ほかの美容法と比べてもリスクが低いのも美容鍼の特徴ですので、安心して施術を受けて効果を実感してみてください。

この記事を書いた人:ハリナチュレ鍼灸師