乾燥肌には美容鍼が効果的!乾燥肌の原因と改善方法
2022/08/29
入浴後や洗顔後に顔や体全体がつっぱる、乾燥しやすい、化粧ノリが悪いなどの症状が現れる「乾燥肌」は、主な肌トラブルの一つです。 乾燥しやすい冬だけでなく、一年を通してしっかりと対策をしておかなければさまざまな肌トラブルを引き起こしてしまいます。 毎日のセルフケアも大切ですが、乾燥肌には「美容鍼」が効果的です。 美容鍼は血行を促進することで美肌効果だけでなく、全身の不調も改善することが可能な注目の美容法です。 今回は、乾燥肌の原因と改善方法について解説していきたいと思います。 美容鍼に興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。
「乾燥肌」とは?
そもそも「乾燥肌」とは、肌の水分・皮脂が不足し、肌表面の潤いが失われている状態のことであり、「ドライスキン」とも呼ばれています。 保湿能力が低下していることで肌荒れしやすく、肌を外部刺激から守る「バリア機能」が低下している状態のため、さまざまな肌トラブルを引き起こす原因にもなります。 乾燥肌の代表的な症状は、以下の通りです。 ・全身がカサカサしている ・入浴後、洗顔後肌がつっぱる ・かゆみ ・白い粉が吹いたようになる ・化粧ノリが悪く、化粧くずれしやすい ・シワやひび割れができている 特に膝や脛(すね)、ひじ、足の裏、頬、目、口のまわりは皮脂の分泌が少ないため、乾燥する前に保湿などのケアを行う必要があります。
乾燥肌の原因は?
乾燥肌の原因は、「肌のバリア機能の低下」です。 私たちの肌は外側から「表皮・真皮・皮下組織」と3つの層に分かれています。 一番外側にある「表皮」にある「角質層」はバリア機能を担っており、このバリア機能が正常に働いていると、肌内部の水分・脂質が逃げるのを防ぎ、外界からの刺激やアレルギーの原因物質や細菌・ウイルスなどの侵入を防ぐことができます。 しかし、何らかの理由で外部からのダメージを受けて表皮が傷ついたり薄くなったりすると、バリア機能が低下してしまいます。 肌のバリア機能が低下する主な原因は、以下の通りです。 ・肌のターンオーバーの乱れ ・冷房、暖房による空気の乾燥 ・紫外線によるダメージ ・生活習慣 ・加齢による皮脂量、天然保湿因子量の低下 ・間違ったスキンケア ・ビタミンB群の不足 ほかにも細菌などの外的刺激が内部に侵入しやすくなることで、さまざまな肌トラブルを引き起こす可能性もあります。 乾燥肌を起こさないためには、「肌のバリア機能」を守ることが大切になります。
乾燥肌の改善方法
乾燥肌を改善するために大切なのは、毎日のスキンケアです。 洗顔・入浴後は保湿力の高い化粧水・乳液を使って保湿を行いましょう。 「ヒアルロン酸」「グリセリン」「セラミド」など高保湿とされる成分が含まれた化粧品を使用することをおすすめします。さらに保湿クリームや「ワセリン」など油分が含まれたものを塗って水分を閉じ込めます。 乾燥肌を悪化させないためには、「紫外線」や「空気の乾燥」などの外部刺激から肌を守ることも重要です。 外出時は日焼け止めを塗り、帽子や日傘などで紫外線から肌を守りましょう。 また、ターンオーバーは睡眠中に促されるため、質のいい睡眠やバランスの良い食事、水分補給を心がけることも大切です。 乾燥肌を改善するには、外側と内側の両方からアプローチしましょう。
「美容鍼」は乾燥肌の改善におすすめ
「美容鍼」は、全身に点在するツボ(経穴)を鍼で刺激することでさまざまな肌トラブルや身体の不調、痛みを改善する美容法です。 皮下組織や筋肉を直接鍼で刺激し、血行が促進させ、体の免疫力が高まることで自然治癒力が強まります。皮膚を守る役割を担う表皮や真皮に含まれる「コラーゲン」や「セラミド」などの成分を生成するので、新陳代謝も活発になります。 美容鍼の施術により、小顔効果、リフトアップ、むくみ・たるみ、ほうれい線、しわ、シミ、くま、ニキビをはじめ、乾燥肌や肌荒れの症状を改善することができます。 肌の内側である内部からアプローチすることで、乾燥肌をはじめ肌トラブルや頭痛、肩こり、不眠、冷えなどの自律神経症状を改善できるのも大きな魅力です。 美容鍼の施術を継続して受けることで肌の調子を良い状態でキープでき、肌質改善も期待できます。 乾燥肌を防ぎ、若々しい本来の肌を再生させるためにも、美容鍼の施術を受けることをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか? 乾燥肌を改善するには、乾燥対策のセルフケアを行うことも大切ですが、体の内側からアプローチができる「美容鍼」を取り入れることも有効です。 美容鍼は乾燥肌の改善だけでなく、さまざまな肌トラブルを改善することができる美容法です。 ぜひ一度美容鍼の施術を体験して、その効果を実感してみてください。
この記事を書いた人:ハリナチュレ鍼灸師