美容鍼で二重顎を解消する方法とメカニズム|顎二腹筋へのアプローチ

更新日:2026年1月28日

美容鍼  二重顎

写真撮影の際やふとした瞬間に気になるフェイスラインの崩れは、多くの人が抱える悩みの一つです。特に顎の下がたわんで見える二重顎や、首と顔の境目が曖昧になる現象は、顔全体が大きく見える「余白」の原因となります。

美容医療などの手段もありますが、仕事への支障やダウンタイムを懸念する方にとって、美容鍼は有力な選択肢となるでしょう。

本記事では、二重顎が発生するメカニズムと、鍼を用いた具体的なアプローチ方法、さらに施術の効果を高めるための理論について解説します。

各店舗へのご予約はこちら

二重顎が発生する主な要因と美容鍼の役割

二重顎が形成される背景には、単なる脂肪の蓄積だけでなく、筋肉の衰えや血流の滞りが大きく関係しています。

筋肉の衰えによるたるみ

二重顎を引き起こす大きな要因の一つが「たるみ」です。

顎の下には「顎二腹筋(がくにふっきん)」と呼ばれる筋肉が存在しますが、日本人はこの筋肉が弱い傾向にあります。

顎二腹筋が日常的にうまく使えていないと、筋力が低下し、重力に負けて皮膚や組織が垂れ下がってしまいます。鍼で刺激することで、普段使われていない筋肉に直接働きかけ、本来の機能を取り戻すことが可能です。

筋肉が活性化し、しっかりと使える状態になる結果、顎周りが引き締まり、美しいフェイスラインが形成されます。

血流不全によるむくみ

もう一つの要因は「むくみ」です。

筋肉が正しく使われていない部位はポンプ機能が弱まるため、水分が溜め込まれやすい状態に陥ります。余分な水分が滞留することで、顎下がもたついた印象を与えてしまいます。

美容鍼の施術を行うことで、局所的な血流促進を促すことが可能です。血液の循環がスムーズになる結果、溜まっていた水分や老廃物が排出されやすくなり、むくみの解消につながります。

たるみとむくみの双方にアプローチできる点が、美容鍼が二重顎に対して良い変化をもたらす理由です。このプロセスを経ることで、顎の下のラインがすっきりとし、他者から見られた際の印象が大きく変わります。

施術でアプローチする具体的な筋肉部位

美しいフェイスラインを作るためには、顎下だけでなく首周りの筋肉へも同時にアプローチする必要があります。

ここでは、施術において重要視される2つの筋肉について解説します。

顎二腹筋への刺激

前述した顎二腹筋は、二重顎解消の鍵となる筋肉です。この筋肉が弱っているケースが多いため、鍼を用いて直接刺激を与えます。

鍼治療に対して「痛いのではないか」と不安を抱く方もいますが、注射針とは構造や太さが異なるため、痛みはほとんど感じません。実際に施術を受けた際も、いつ刺されたのかわからない程度の感覚であり、リラックスして受ける方が大半です。

顎二腹筋を刺激し、引き締める動きを促すことで、顎下の輪郭を綺麗にできるでしょう。

胸鎖乳突筋とスマホ首の関係

フェイスラインを整える上で欠かせないもう一つの筋肉が「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」です。

現代人はスマートフォンを長時間使用する頻度が高く、下を向く姿勢が続くため、この筋肉に過度な負担がかかっています。胸鎖乳突筋が緊張して硬くなると、顔と首の境目が不明瞭になり、顔が大きく見える原因です。

また、顔を下に向け続ける姿勢は、顎下にシワを作る原因にもなります。一度できた深いシワを消すことは難しいため、筋肉を緩めてシワが深くならないように予防する観点も重要です。

胸鎖乳突筋に鍼を打ち、緊張を緩めるアプローチを行うと、首と顔の境界線(境い目)がくっきりと現れるようになります。

各店舗へのご予約はこちら

施術効果を高めるための置鍼時間

鍼治療には、鍼を打ってすぐに抜く手法と、一定時間刺したままにする「置鍼(ちしん)」という手法が存在します。

二重顎の改善やリフトアップを目指す場合、後者の「置いておく」時間が非常に重要な意味を持ちます。

15分間置く理由とメカニズム

筋肉の緊張を緩め、血流を改善し、引き締めを図るためには、鍼を刺してからの待機時間が欠かせません。筋肉は鍼を打った直後に緩むわけではなく、時間の経過とともに徐々にリラックスした状態へと変化していくからです。

一般的に推奨される置鍼時間は「約15分」です。この15分という時間は、経験則だけでなく学術的な根拠に基づいています。論文などの研究において、15分以上置いても結果に大きな差が出ないと言われています。

また、必要以上に長く置きすぎると、体がだるくなる「のぼせ感」などの好転反応が強く出るリスクもあるため、注意が必要です。

待機時間中の身体の変化

鍼を置いている15分の間に、身体内部では以下のような変化が起きています。

経過時間身体の反応
直後鍼による微細な刺激が入る
経過中筋肉の緊張が徐々に解け、血流が促進される
15分後筋肉が十分に緩み、むくみ解消の下地が整う

怪我の治療など目的によっては5分程度の置鍼で済ませる場合もありますが、美容目的でしっかりとした変化を出したい場合は、この15分という時間が最適解とされています。

ただ寝ているだけの時間に見えますが、その間も血流改善や筋肉の弛緩といった重要なプロセスが進行しています。

自宅で継続するセルフケアの手法

鍼治療はサロンで行うスペシャルケアですが、その良い状態を維持し、さらに改善を進めるためには自宅でのセルフケアが不可欠です。

ここでは、特別な器具を使わずに実践できる方法を紹介します。

舌の位置を正すトレーニング

顎二腹筋を日常的に使い、鍛えるための最も簡単な方法は「舌の位置」を意識することです。

口を閉じている時、舌がどの位置にあるかを確認してください。もし舌が下がっている場合は、顎下の筋肉が緩んでいる証拠です。

正しい位置は「上顎(うわあご)に舌がぴったりとついている状態」です。この状態を維持するだけで、顎二腹筋が活動し、綺麗なフェイスラインを作るトレーニングになります。

首前の筋肉を緩めるマッサージ

スマートフォンの使用などで硬くなりやすい首の筋肉は、手を使ったマッサージでケアします。

  1. 対象部位:首の前側にある筋肉(胸鎖乳突筋周辺)
  2. 方法:指で筋肉をつまむように刺激する
  3. 強さ:「痛気持ちいい」と感じる程度の強さが推奨されます
  4. 時間:明確な秒数はなく、隙間時間に行う程度で十分です

注意点として、首の前側の皮膚は非常に薄くデリケートです。マッサージを行う際は、必ず清潔な手で行い、摩擦による肌への負担を防ぐためにクリームやオイルを使用してください。

保湿ケアと同時に筋肉を緩めることができるため、一石二鳥になります。

施術後の変化と費用感

施術終了後は、見た目や感覚に明確な変化が現れます。

見た目の変化と実感

15分間の置鍼を終えて鍼を抜くと、施術前と比較して筋肉の硬さが取れ、つまめるほど柔らかい状態になります。

視覚的な変化としては、顎下のラインがシャープになり、顔の輪郭がはっきりとします。また、左右のバランスが整う点も大きな特徴です。

施術前は写真撮影時に顔の傾きや歪みが見られた場合でも、筋肉の緊張バランスが整うことで、左右差が解消されやすくなります。顔の余白が消え、全体的にすっきりとした印象へと変化します。

施術にかかる費用

今回紹介した美容鍼の施術費用は以下の通りです。

回数料金(税込)備考
初回3,278円初めての方限定の価格
2回目以降7,600円通常価格

2回目以降は料金が上がりますが、ディナーへ1回行く程度の金額で施術を受けられます。美味しい食事を楽しむことも素晴らしい体験ですが、自分自身を磨き、美しくなった状態で食事や外出を楽しむ方が、より気分を高めることができるはずです。

美容鍼は、即効性のある変化と、継続することで得られる体質改善の両面を持ち合わせています。二重顎や顔の大きさに悩む方は、まずは筋肉のコリやむくみといった根本原因に目を向け、鍼によるアプローチを検討してみてはいかがでしょうか。

肌の変化に不安を感じている方は「ハリナチュレ」にご相談ください。「ハリナチュレ」では、国家資格を持つ美容に特化した鍼灸師が、一人ひとりの肌状態に合わせた施術を提案しています。

各店舗へのご予約はこちら