ニキビ跡の効果的な解消法
2022/08/29
ニキビが治ったと思っても、赤みが消えない、色素沈着してしまったなど「ニキビ跡」に悩む方は少なくありません。 メイクでも隠せないニキビ跡は一日でも早く治したいですよね。 今回は、ニキビ・ニキビ跡の解消法についてお話していきたいと思います。 ニキビ跡に悩まされている方は、参考にしてみてください。
「ニキビ跡」の種類について
そもそも「ニキビ跡」とは、ニキビが治った後も赤みや色素沈着、クレーター(凹み)などニキビの炎症によって引き起こる症状です。 炎症の強いニキビができたり、ニキビを触ったりつぶすことで皮膚の深層にダメージを与えてしまい、ニキビ跡が引き起こされます。 ニキビ跡には大きく分けて「赤み」「色素沈着」「凸凹」の3つの種類があります。 それぞれの特徴を見ていきましょう。
ニキビ跡の種類①赤み
「赤み」は初期のニキビ跡に見られやすい症状です。 皮膚の内側にある毛細血管が大きくなったり集まったりすることにより、血液中に含まれている「ヘモグロビン」の色が肌から透けて見えるため、赤みが生じます。 真皮にまでダメージが及んでいるわけではないので、時間の経過と共に自然に消えることが多いです。 ニキビと間違って触ったり刺激を与えたりしてしまうと、肌をさらに傷つけてしまう可能性があるので注意が必要です。
ニキビ跡の種類②色素沈着
ニキビ跡の「色素沈着」は、ニキビによって起きた炎症のダメージが、茶色や紫のくすみとして残ってしまった状態です。 ニキビは古い角質や皮脂の分泌が増えることで毛穴に皮脂が詰まり、毛穴の中で細菌が増殖して炎症が起こります。 炎症から肌を守ろうとしてメラニン色素が大量に生成され、肌のターンオーバー周期が乱れてしまいます。古い角質が排出されずにメラニンが肌に残ることにより、シミのように色素沈着してしまいます。
ニキビ跡の種類③クレーター
ニキビ跡の「クレーター」は、ニキビの炎症により皮膚が傷つけられ、肌に残る凸凹のことです。 ニキビの炎症がひどくなると、白血球による炎症を抑制しようとする働きによって皮膚の真皮層がダメージを受けてしまいます。 真皮層は表皮層のようにターンオーバーが行われないため、肌を完全に修復することができず、患部が陥没してクレーター状になってしまいます。 クレーターは自然治癒では改善されないため、綺麗に治すためには皮膚科やクリニックなどで治療が必要です。
ニキビ跡の予防方法
ニキビ跡を予防するには、ニキビの発生をさせない・ニキビの初期段階で適切な処置を行う必要があります。 肌のターンオーバーの乱れやバリア機能の低下、毛穴の詰まりなどもニキビの原因となるため、日頃からニキビ対策を行うことが大切です。 具体的なニキビ跡の予防方法は、以下の通りです。 ・保湿を徹底して余分な皮脂の分泌を抑える ・洗顔は強く擦らず、やさしく洗う ・紫外線対策 ・ニキビをつぶさない ・睡眠をとる ・ストレスや疲れを溜めない 肌の正常なターンオーバーをキープすることを心がけ、洗顔や保湿だけでなく塗り薬なども使用して、炎症が悪化する前に対策しましょう。
ニキビ予防・ニキビ跡の解消には「美容鍼」が最適
「美容鍼」は、全身に点在するツボ(経穴)を鍼で刺激を与え、血行促進や免疫力アップの効果がある鍼治療です。 顔の筋肉に優しくアプローチすることで、リフトアップや小顔効果シミ、しわ、ほうれい線、くまなどさまざまな肌トラブルを解消でき、肩こり・頭痛・腰痛などの痛みの軽減や便秘、不眠など自律神経症状も解消することができます。 そんな肌の調子を整える美容鍼は、ニキビ予防・ニキビ跡の解消に最適です。 美容鍼の施術により筋肉が緩み、血流が改善され組織や細胞が活性化され、ニキビを予防するだけでなく、ニキビ跡もケアすることができます。 ニキビ周辺は血流が滞っているため、美容鍼によって血流の改善を促進させることで肌細胞の新陳代謝を早め、ターンオーバーを整えます。 症状がひどい場合は皮膚科やクリニック等での治療が必要ですが、ほかの肌トラブルや症状によっては美容鍼の施術を受けることでニキビ跡を解消することができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか? 今回は、ニキビ跡の解消法についてご紹介しました。 ニキビ跡にならないための予防法を知ることも大切ですが、ニキビ・肌荒れを解消できる「美容鍼」の施術を利用することも大切です。 ニキビ跡をはじめシミ、しわ、ほうれい線、くすみなどさまざまな肌トラブルのお悩みを解消することができるため、ぜひ美容鍼で美しい肌を目指してみてください!
この記事を書いた人:ハリナチュレ鍼灸師